ここでいう意識とは、無意識、半意識、そして意識のすべてを含む。
　それで、私たちの身体を見る場合、無意識のレヴェルのものがかなり多くをしめているのである。無意識の意識とは一体どういう事なのか？例えば、心臓のポンプの働きをしているところは、絶えず意識して、脳から指令して動かしているのではない。脳官というところがコントロールしていて、意識的に動けという指令を一々ださなくてもよくなっている。この無意識の作用というのは必ずしも、日常のことだけではない、一生というスパンにおいても無意識に向かっているところがあったり、無意識にさけていることもある。しかし、無意識だからその人のせいではないとはいえないのである。すなわち、無意識もその人の一部なのである。それは、グラヴィト二クスが、紛れもなくテクノロジー（技術）であるのと似ている。グラヴィトンの環境下においては、無意識であろうと、より細かな素粒子情報がかわれば、全体が変わってしまうのである。しかしながら、たえず、意識は無意識な部分にも影響を与え、また無意識の部分は意識の部分にも影響を与えるのである。
　習慣というのがそうである。無意識のうちにいつものようにしてしまった。というのもそうである。また逆に、サブリミナルなメッセージや催眠状態でのメッセージを無意識のうちに行動していたというのもありうる。ところが行動している時にはその意識があるので、それを本来の意識が黙認してしまっているような不思議な現象のようである。
　鍼麻酔は、意識を別のところに集中させることの応用である。そして意識と無意識の状態を操る巧みな技法である。この仕組みを理解するには、やはり鍼灸では、気すなわちグラヴィトンの流れを理解し、その流れのツボとかチャクラとしてとらえ、地球のgridsと同様に、心身の磁場調整をその急所でしているのである。それは全体のネットワークの中でサーヴァーがダウンしているところがないか絶えずチェックしているかのようである。
　この意識とは、果たして個々の身体の範囲内のみでしか、移動出来ないものなのかとふと思ったことがあるが、熟練者によれば、体外にももっていくことができるし、このグラヴィトンの　サイトで初期からリンクしているエルリさんの体外離脱の宇宙体験記の模様を考えると、また多くのヨガや密教またはチャネラー等の方々が体験されているように、地球全体を覆う意識にもなりうるのである。また固体から液体そして気体というふうに、一個の分離意識から気体になってしまえばみんなつながっているという同一意識として発展するばあいもあるだろう。そしてそこには、全てがつながっているという紛れもない技法があり、またそのものが存在するであろう。